フォームズのブログ記事ができるまで【0. 心構え編】
こんにちは、Webマーケティング部のMimuです。
いつもフォームズのブログをご覧いただきありがとうございます。
筆者は、フォームズのブログの記事の執筆・編集を行っています。最初は1つの記事を書くのにも苦労していましたが、何度も書くうちにコツをつかんで、今ではスムーズに記事が書けるようになりました。
そこで、これまで培ったブログのノウハウや知識の整理も兼ねて、フォームズのブログの記事ができるまでの工程を紹介します。
- 1つの記事を仕上げるまでの工程
-
読んでもらえる文章の書き方
-
ブログを書く際に役立つツールや大事なポイント
などについて、複数回に渡って詳しく説明する予定です。
第1回目は、「0. 心構え編」です。
読んでもらえるブログ記事を書くために、意識する心構え5つを紹介します。
この記事の目次
ブログを書くための心構え5つ
心構え1. すぐに書き始めない
いきなり文章を書き始めるのはおすすめしません。勢いのままに書くと、下記のような文章を書いてしまいがちです。
- 始めと終わりで一貫性のない矛盾した文章
-
脈絡がなく、何が言いたいのかわからない文章
これでは、読者に読んでもらえません。
いきなり文章を書き始めるのではなく、記事の構成を作ってから書き始めることです。記事の構成作りは、ブログを書く過程の中でとても重要です。事実、私は記事の構成を考えることに一番時間をかけています。
記事の構成は、「設計図」のようなものです。文章の骨組みが前もって出来ているので、実際に書く時に論理の破綻や矛盾を防ぎます。構成を考えるのは面倒に思うでしょうが、いきなり書き始めた時よりも修正の手間が減り、スムーズに書けます。後の作業が楽になるので、まずは記事全体の構成を良く考えましょう。
心構え2. キーワードを意識する
「キーワードを意識する」とは、「テーマについて、どんなキーワードで検索しているのか調べること」です。
例えば、「英語の勉強法」をテーマに記事を書くとします。英語の勉強法について知りたい人が、Googleでどんなキーワードを検索しているのか調べます。ネットの記事は、Google検索で上位に表示されないと、なかなか読んでもらえません。多くの読者に読んでもらうために、検索でヒットしやすいキーワードを選びます。テーマに最適なキーワードを選ぶことを、「キーワード選定」と言います。
※キーワードの選定の方法は、次回の記事で詳しく紹介します。
心構え3. ターゲットを決める
「この記事は誰に向けて書いているのか?」、つまり「この記事を読みたいのはどんな人か考えて、的を絞ること」です。
「不特定多数」に向けて書くと、誰の心にも刺さらない文章になってしまいます。そうではなく、ターゲットを絞り込んで、相手のニーズにより応えた記事になるよう狙って書きます。ターゲットが「これは自分が欲しかった情報だ!」と思える記事を書けるので、記事を読んでもらえる可能性が高くなります。
例えば、「英語 勉強法」をキーワードに記事を書くとしたら、「このキーワードで検索する人は、どんな人で、どんな属性を持っているか?」を推測します。
例)キーワード「英語 勉強法」から想定されるターゲット
- 受験生
-
英語が苦手
-
英語学習の方法が知りたい
-
英語の勉強におススメのアプリが知りたい
心構え4. ターゲットに価値のある内容にする
記事を読んでもらうには、「ターゲットにとって求めるものがある記事を書くこと」が大切です。ターゲットが求めるものは、主に以下の2つです。
- ターゲットの悩みを解決する
- ターゲットの欲しいものが手に入る
この2つの要素がないと、ターゲットは「私の探しているものがない記事だ」と判断します。ターゲットが「この情報が欲しかった!」と思える記事でなければ、読んでもらえません。
【心構え3】で挙げた例の場合、下記がターゲットの悩みや欲しいものに当たります。
・英語学習の方法が知りたい
・英語の勉強におススメのアプリが知りたい
これらの解決策を書けば、ターゲットにとって価値のある記事になるでしょう。
一番やってはいけないことは、自分の書きたいことばかり書くことです。ターゲットの目線ではなく、書き手の主観で書くと、ターゲットに価値がない=読んでもらえない記事になってしまいます。
心構え5. 「読者は記事を最後まで読まない」と心得る
どんなに頑張って書いた記事でも、最後まで読んでくれる読者は少ないです。目当ての情報がすぐ見つからなかったり、文章がわかりにくいと感じたら、読者はすぐに離脱します。
読者は、記事を全部読もうとはせず、記事の冒頭部分で「この記事に欲しい情報は書かれているか」判断します。例え、もっと読み進めれば知りたいことについてちゃんと書かれている場合であってもです。
自分がネットで調べ物をする時を想像してみてください。飛ばし読みをして、必要な情報がすぐに見つからなければ別の記事を探しませんか? 「欲しい情報が書かれているとすぐにわかる記事」でなければ、読者は離脱してしまいます。
読者の離脱を防止するには、欲しい情報がどこにあるのか、すぐわかるようにすることです。キーワードを文章の導入文や目次に入れたり、重要な部分を太字や「」で強調するなど工夫しましょう。また、ターゲットが読みやすいよう、簡単でわかりやすい文章にすることも大切です。
まとめ
【0. 心構え編】は以上です。
ポイントを整理すると、
- 心構え1. すぐに書き始めず、まずは構成を考える
-
心構え2. キーワードを意識する
-
心構え3. ターゲットを決める
-
心構え4. ターゲットの悩みを解決する、または欲しいものが手に入る内容にする
-
心構え5. 「読者は記事を最後まで読まない」と心得る
ブログを書く際は、これらを常に心がけるようにしましょう。そうすれば、読んでもらえる記事がだんだん書けるようになります。
次回は「1.ネタ決め・キーワード選定編」です。
心構えを踏まえて、具体的な手法の説明に入ります。記事のネタを探すのに便利なツールや、キーワード選定の方法などについて紹介します。