【挫折克服】目標達成・習慣化したいならIf-Thenプランニング
新年明けましておめでとうございます。
2023年もフォームズのブログをどうぞよろしくお願いいたします。
新年最初の記事は、目標達成術についてです。
この記事の目次
新年の抱負の達成率は20%未満
新年のスタートを機会に、「今年の目標」を立てた方も多くいると思います。
しかしながら、言うは易く行うは難し。新年の抱負を立てるのは簡単ですが、達成するのは難しいです。
ZaPASS JAPAN株式会社の調査によると、2020年の抱負を達成できた人の割合は20%未満だったそうです。
(参照)ZaPASS JAPAN株式会社調査アンケートのURL
2020年の抱負を完全に達成できたのは2割未満。達成の鍵は、アクションプラン設計・習慣化・宣言など |お知らせ|ZaPASS JAPAN 株式会社
https://zapass.co/news/20210113/
目標達成に向かって継続した努力をすることは、それだけ困難なことです。
自分の意思ややる気を改めても達成できません。人間の心理をうまく利用した技術を取り入れることが必要です。
その技術が、「If-Thenプランニング(イフゼンプランニング)」です。
「2023年こそは目標を達成したい!」という方におススメなので、紹介します。
If-Thenプランニング=「もしAという状況が発生したら、Bをする」
If-Thenプランニングは、『やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学』で紹介されています。
Amazonリンク:https://www.amazon.co.jp/dp/B0732RRCWX
If-Thenプランニングはどんな方法かというと、
タスクを「もしAという状況が発生したら、Bをする」という形に落とし込むだけです。
これだけです。
(例)
- 「歯磨きをしたら、英検の過去問を解く」
- 「休日の朝6時30分になったら、10分ウォーキングをする」
- 「火曜または金曜になったら、仕事終わりにジムで1時間トレーニングする」
If-Thenプランニングが挫折要因2つを防ぐ
なぜIf-Thenプランニングが目標達成率を高めるのか。
次の「挫折につながる要因2つ」を防ぐからです。
1. やることが明確に決まっていない
人間は曖昧なこと、不確実なものを恐れたり避ける傾向があります。
If-Thenプランニングは、タスクを「いつ、どこで、どういう状況で、どんな行動をするのか」具体的なアクションに落とし込みます。
ゴールに向かうために何をすればいいのか明確にできるので、If-Thenプランニングは、曖昧さによる挫折を未然に防ぎます。
2.トラブルを想定して準備していない
ゴールまでの道のりには障壁が付きものです。
誘惑に負けそうになったり、タスクを他の業務や人に邪魔されたりと、計画通りに進みません。
If-Thenプランニングは、
「もしAというトラブルが起きたら、Bを行って対処する」
という形で、トラブル対策としても効果を発揮します。
(例)
- 「もし、雨でジョギングが出来なかったら、YouTubeの室内エクササイズ動画を実践する」
- 「勉強中にYouTubeやSNSを見たくなったら、サイトブロッカーアプリで勉強時間内は閲覧できなくする」
- 「寝る前にスマホをいじりたくなったら、スマホの電源を切って別の部屋に置く」
意志の弱さではなく、正しい知識を身に付けるかどうか
これまで何度も目標達成が出来なかった人は、自分の意思の弱さを責めてしまいがちです。
しかし、それは違います。目標を達成するための正しい方法を知らないからです。
意志の弱さといった曖昧なものをどうにかするのではなく、If-Thenプランニングのような科学的に効果の実証された技術を実践し続ければ、達成率は上がります。
『やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学』には、If-Thenプランニングをはじめ、習慣化や目標達成のための科学的な方法が解説されています。ぜひ、読んでみてください。
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2023年が、皆さんにとって素晴らしい一年になりますように、心からお祈り申し上げます。