質問の仕方ひとつでワンランク上の社会人に成長できるチャンスかも

最終更新:2020年09月25日 公開:2020年05月14日

みなさんはビジネス日常生活など、あらゆる場面で質問をしているでしょうか?

「質問なんて、小さい頃からよく考えずにしていたけど、大事なことなの?」

と思う人もいるかもしれません。

普段、何気なく使っている質問ですが、実はとても大事なコミュニケーション能力なんです。その重要性に気づかずに、質問をしている人も多いのではないでしょうか。

“うまく質問ができる人は世渡り上手”と言われています。
そこで、コミュニケーション能力である質問について、紹介します。

理解力を高める質問とは?

「作業を進める時、分からないことがあって手がとまってしまった…」

といった経験したことはありますか?
特に、社会人一年目の人は思い当たる節があることでしょう。

新人の時は、質問すること自体を大変に思う人もいると思います。
また、ある程度、経験を積んできた中であっても、簡単な問題につまずく(今更こんなこと聞けない…)という状況もあるかもしれません。
しかし、うやむやにしたままだと、同じ問題が起きたときに、また悩んでしまいます。
そうならないためにも、自分ひとりでは、解決できないときは、積極的に質問をしましょう。

積極的に質問しましょう!”と言いましたが、ただやみくもに質問しても相手は困ってしまいます。
そこで、質問する自分も、相手も、すっきりできるような質問方法をいくつか紹介します。

質問する前に自分で調べる

すぐ誰かに質問をする前に、自分で調べることには大きな意味があります。

まず、自分で様々な情報を調べることで、調べた内容が忘れにくくなります
ただ教えてもらった情報は忘れやすいものですが、自分で一生懸命に探し当てた情報は、しっかりと記憶に残りやすいです。

つぎに、「答え」以外の情報も知ることができます。
ただ「答え」を教えてもらった場合、知り得るのは「答えのみ」です。しかし、調べる手順を踏むことで、知りたい情報に関連した様々なことを知るチャンスでもあります。

また、自分で調べる力が身につきます。これは、とても大事なことです。
この力が高ければ高いほど、成長が早まります。
自分で調べる癖がつくと、無意識のうちに(前はこんな手順で解決したな…と)行動するようになり、再び問題が起きた時に活かすことができます。

具体的に質問をまとめる

どこの」「なにが」「どのように分からないのか」をはっきりさせてから質問すると、自分の分からないことを再確認できるとともに、相手も質問の意図をしっかり読み取ることができます。

極端な例ですが、
「なんか…うまくいきません。」
このような質問では、意図がまったく相手に伝わりません。

「ここの○○が△△になるはずなのですが、現在、××と表示されてしまいます。どうしたら、うまく△△と表示されるでしょうか。」

このように、分からないことを整理してから質問すると、相手は質問の意図をしっかりと理解できるため、スムーズに受け答えができます。

もしかすると、整理している間に新たな発想が浮かび、自分で解決できることもあるかもしれません。

自分の考えを最後に伝える

調べた中でまとめあげ、自分なりの答えを出すことにより、もっと理解力が深まります。

「私は○○だと思ったのですが、△△さんはどうお考えでしょうか?」

このように、自分が思ったことを添えることによって、相手に「どこまで理解しているのか」を具体的に伝えることができます。

また、相手は「ちゃんと自分で考えてから質問しているんだ」と思ってくれます。

状況を把握するための質問とは?

「社内でトラブルが発生したけど、当事者ではない自分には詳細が分からない。」
「自分の所属している部署が、気が付いた時には、なぜか悪い雰囲気に…。この雰囲気では集中できない。ミスをしてしまう。」

といった経験をしたことはありますか?

たとえ、自分が当事者ではなくとも雰囲気がよくないところで集中して、良い作業をするのは、なかなか難しいことです。

「なにか、あったのでしょうか?」

と、一言質問することで、悪い雰囲気の理由が分かるかもしれません。そして、客観的な目線でその原因を聞いたとき、解決策が見い出せることもあります。

状況の疑問点をしっかり理解する

相手が説明をしてくれたのに、あまり内容が理解できなかった時は分かったような返事をしないで、しっかりと聞くことが大切です。再度、質問することを恐れずに、疑問点を解決しましょう。

しっかり理解できたときには、その場の正確な状況を把握することができます。

相手の話を理解してから質問をする

さきほど、“疑問点はそのままにしない”と言いましたが、話の中に疑問点の正解が説明されている場合もあります。

あまり理解せずに同じような質問をしてしまうと、「今の話を聞いていなかったのか!」と相手を怒らせてしまうことになり兼ねません。

それを防ぐために、相手の話をしっかりと聞くように心がけましょう。それでもなお、分からないことがあった時は、相手の話を折らないように説明が終わった後に質問しましょう。

相手のことを知りたいという興味的質問とは?

これまで説明してきた“業務的な質問”ではなく、相手の感情や気持ちを知る質問です。

「初対面の人と会話しなければいけない…」

という状況は、わりと日常生活に隠れています。

「会話するのが苦手…ましてや初対面の人となんて…」

といった人は、たくさんいると思います。

そんな状況で役に立つのが、“質問”です。

相手は「自分に興味を持ってくれている」と嬉しくなり、楽しげに会話をしてくれます。話すことが苦手な人は質問をし、相手に“会話の主導権を握らせて”話をしてもらうことで場をつなげることもできます。

質問は大きく分けて2種類

    【クローズドクエスチョン】

  • 相手が「はい」または、「いいえ」で答えられる質問
    「あなたはリンゴが好きですか?」
  • 【オープンクエスチョン】

  • 相手が「はい」または、「いいえ」では答えられない質問
    「なぜリンゴが好きなのですか?」

すぐ答えが出るような【クローズドクエスチョン】は、場を温めるときに有効です。
しかし、話のリレーができるような質問ではないため、会話が広がらないことが多いです。

一方、【オープンクエスチョン】少し考える時間がかかってしまう分、会話は広がります

この2種類を意識することで、会話の掴み方が変わるもしれません。

相手をよく見て考える

相手の服装やしぐさ、表情をよくみることで質問が浮かぶこともあります。

ネクタイやアクセサリーは相手のこだわりが強いことが多いので、それについて質問したら、相手は喜んで受け答えをしてくれます。

聞き返したり、相槌を打ったりなどのリアクションを取りながら、次の会話へつなげる

相手の話に反応することは、とても大事なことです。自分が話しているときに相手が反応を示さないと、話を聞いてくれているのか不安になります。
相槌を打つことや、内容をオウム返しするなどのリアクションを取りながら、会話をしましょう。

それから、相手が答えてくれた回答のなかで浮かんだ新たな興味点を聞くことは、話の広げ方として、とても良い方法です。

しかし、矢継ぎ早に質問をしてしまっては、相手は尋問を受けているような気分になってしまうこともあるので、注意が必要です。

まとめ

この記事で紹介した通り、疑問点を解決させる質問力は、様々な場面で使えます。
また、下記の通り、質問力が向上することで得られるメリットもあります。

  1. 分からないところを聞く前に、自分で調べることで自己解決能力が向上する
  2. 質問をすることで学習能力状況判断能力が向上し、周りの人から頼れる人間になれる
  3. 初対面の人との会話でも、質問を活用することでコミュニケーション能力が向上する

質問は、大切なコミュニケーション能力です。

このことを意識して質問をする癖がつくと、相手にとっても自分にとっても成長できるきっかけになることでしょう。

いつか、これを読んでいるあなたにも、質問する機会がくるかもしれません。
その時に、この記事を思い出して、自分の質問力を鍛えてみてはいかがでしょうか?

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