無料メールフォームで何ができるの?サンプル付きでまとめてみた!
メールフォームってご存知ですか?
私たちは使っているサービスについて何か聞きたいことがあったとき、提供元に問い合わせをしますよね。
その際に電話や電子メールを使うこともありますが、最近は「メールフォーム」が主流です。
企業ホームページなどによく設置されている、名前やメールアドレス、テキストを入力するお問い合わせページ。あれがメールフォームです。皆さんも一度は使ったことがあるのではないでしょうか。
このメールフォームですが、実は無料で使えるんです。もちろんサービスによっては有料でオプションを追加することも可能ですが、今回は「無料メールフォームでできること」についてご紹介します。
この記事の目次
メールフォームとは?
メールフォームとは、メールソフトを使わずに電子メールを送信するためのテキスト入力欄(フォーム)のことです。例えば、webページに設置されている、「お問い合わせ」フォームがあります。このほかに、「商品購入」、「会員登録」、「宿泊予約」などを受け付ける窓口としても利用されています。
企業のホームページやブログにメールフォームを設けると、さまざまなメリットがあります。
メールフォームのメリット
では、メールフォームのメリットをサービス提供側と顧客側の視点から見てみましょう。
【サービス提供側のメリット】
- あらかじめ必要な項目を設定できるため、電話や電子メールで問い合わせをする際に起こりやすい「聞き間違い・聞き忘れ」や「記入漏れ」といった伝達ミスを防ぐことができる。
- 時間帯による縛りがなく、より多くの問い合わせを獲得できるので、サービスの向上につながる。
- GoogleAnalytics等を利用してアクセス解析ができる。(閲覧数や滞在時間、離脱率の計測などが可能)
- ログデータが保存されるので、投稿内容の確認や集計が簡単にできる。
- 情報の共有がしやすい。
- 通信の暗号化(SSL)がされているなど、セキュリティ面が安心。
- 電子メールアドレスをインターネット上に公開する必要がないので、迷惑メールの標的になりづらくなる。
【顧客側のメリット】
- いつでも問い合わせができる。
- 電話が苦手でも気軽に問い合わせができる。
- 自分がどういった内容の問い合わせをしたのか確認がしやすい。
- 通信の暗号化(SSL)がされているなど、セキュリティ面が安心。
- インターネットが接続されている環境であれば、端末を選ばずに問い合わせができる。
無料でここまでできる!メールフォームの使い方
問い合わせフォーム
一番シンプルな「名前」「メールアドレス」「問い合わせ内容」のみで構成されたフォームです。
お問い合わせフォームがあるだけで、顧客はいつでも気軽に問い合わせできるので、ビジネス目的のホームページには欠かせない機能です。
予約フォーム
お問い合わせフォームに日付欄や住所欄を加えると、イベントや宿泊施設の予約受付フォームに利用できます。郵便番号から住所を検索して自動入力してくれるオートフィル機能を使用すると、ユーザー側の手間が省けて離脱率が下がります。
商品注文フォーム
個人情報等を入力するページのほかに、商品名や単価を一覧表示するページを追加したフォームです。
便利ですが、入力項目が増えてしまうと、入力前に与える印象が重くなってしまいます。一目見たときに「面倒そうだからやめておこう」と思われないためにも、ページを分割し、さらにステップを見える化するなど、ユーザーのストレスを軽減しましょう。
アンケートフォーム
選択肢やテキスト入力欄で構成されているフォームです。
選択肢には主に「ラジオボタン」・「セレクトボックス(プルダウン)」・「チェックボックス」があります。複数回答可とする場合は「チェックボックス」、回答を一つに絞りたい場合は「ラジオボタン」または「セレクトボックス(プルダウン)」を設置します。
投票/出欠フォーム
結果を集計することに重点を置いたフォームです。シンプルな質問と回答のみで構成されているため簡単に集計できます。
また、Googleフォームであればボタン一つでGoogleスプレッドシートに出力することもできます。Excelのような表計算ソフトをダウンロードする必要がありません。操作も簡単で、リアルタイムでデータの保存がされるため、パソコンでの集計作業に慣れていない方にも安心です。
会員登録フォーム
インターネット上のサービスを利用する際、ほとんどは「会員登録」を通して行われます。顧客から取得した個人情報等をデータベース化し、登録内容の変更や解除を行う際に引き出すとよいでしょう。
また、これは注文フォームのところで説明しましたが、入力項目が多すぎると、登録完了前に離脱してしまう傾向があります。その一方で、サービスのターゲットを絞ることは重要です。したがって、設置する項目は住んでいる地域(住所を入力してもらうよりもハードルが低いです)や年齢など大まかな内容に留めておきましょう。
安否確認
地震などの大きな災害が起こったとき、社員の安否確認は重要です。しかし、災害の規模が大きければ大きいほど電話やメールの回線が混み合い、社員と連絡が取れないといった状況に陥りやすくなります。
その点、インターネットは回線が分散しているため、比較的災害に強いといわれています。非常時の連絡手段を確保し、災害に備えましょう。
テスト問題の作成(Googleフォームのみ)
これはGoogleフォーム限定の機能ですが、webテストを作成することもできます。
前述した「ラジオボタン」・「セレクトボックス(プルダウン)」・「チェックボックス」のほかに、記述形式で回答を求めることも可能です。記述式にした場合は、設定にもよりますが、別途手動で採点をする必要があります。
選択肢のランダムな並び替えや解答回数の制限、テストの集計や採点も無料で簡単にできます。とても便利な機能ですので、社員のスキル・知識を確認するためのテストや、採用試験に伴うWEBテストを作成したいときに活用してみてはいかがでしょうか。
まとめ
以上のように、一口にメールフォームと言っても、さまざまな用途があります。
それでは最後に、今回フォームを作成する際に利用したツールをご紹介します。
・フォームズ
https://www.formzu.com/
・Googleフォーム
https://www.google.com/intl/ja_jp/forms/about/
それぞれの機能については下記のブログを参照してください。
ブログ記事:【無料メールフォーム】フォームズとGoogleフォームを比較してみた!
https://blog.formzu.com/formzu_or_google
上記二つのほかにも、世界には様々なレンタルフォームサービスがあります。比較サイトを見たり、実際に作ったりして自分に合ったものを探してみてくださいね!