『Googleスプレッドシート 便利ショートカット23選【一覧表付き】』
オンライン上で表計算ファイルを共有できるGoogleスプレッドシートは、Microsoft Office Excelのような使い方ができるだけでなく、仕事の進捗共有などでも非常に役立ちます。この記事では、そんなGoogleスプレッドシートをさらに便利に高速化するために、使いやすい・覚えておきたいショートカットキーを紹介します。
基本のショートカット9選
まずは、GoogleスプレッドシートやExcelファイル以外でも使用できる場合も多い、便利な基本のショートカット9つを紹介します。
操作内容 | Windows | Mac |
---|---|---|
すべて選択 | Ctrl+A | ⌘+A |
1つ前に戻す | Ctrl+Z | ⌘+Z |
「1つ前に戻す」の取消 | Ctrl+Y | ⌘+Y |
検索 | Ctrl+F | ⌘+F |
置換 | Ctrl+H | ⌘+H |
コピー | Ctrl+C | ⌘+C |
切り取り | Ctrl+X | ⌘+X |
貼り付け | Ctrl+V | ⌘+V |
印刷 | Ctrl+P | ⌘+P |
Googleスプレッドシート使用時に特に気を付けたい操作は「操作を1つ前に戻す」「操作をやりなおす」の2つです。
これらは、自分の最後に行った操作を元に戻すのではなく、Googleスプレッドシート全体で最後に行われた編集を元に戻すという仕組みになっています。
そのため、同時に編集しているユーザーがいる場合、その人が更新しているデータを元に戻してしまう恐れがあるので、注意しましょう。
セルに特定のデータを入力する・セルの書式設定9選
操作内容 | Windows | Mac |
---|---|---|
太字にする | Ctrl+B | ⌘+B |
下線を入れる | Ctrl+U | ⌘+U |
斜体(イタリック)にする | Ctrl+I | ⌘+I |
取り消し線を入れる | Alt+Shift+5 | Option+Shit+5 |
左揃え | Ctrl+Shift+L | ⌘+Shift+L |
中央揃え | Ctrl+Shift+E | ⌘+Shift+E |
右揃え | Ctrl+Shift+R | ⌘+Shift+R |
1つ上のセルをコピー | Ctrl+D | ⌘+D |
1つ左のセルをコピー | Ctrl+R | ⌘+R |
これらの書式変更操作は、スプレッドシートの可読性をアップさせる点で非常に重要です。書式をうまく変更して、伝えたい部分を上手に強調しましょう。
「1つ上のセルをコピー」や「1つ左のセルをコピー」では、コピーしたい元のセルを選択したまま操作を行うとデータが上書きされるので、注意してください。
さらに便利な5つのショートカットキー
さらに、Googleスプレッドシートを便利に使うショートカットキーを5種類ご紹介します。
操作内容 | Windows | Mac |
---|---|---|
行の先頭・最終に移動 | Ctrl+矢印キー | ⌘+矢印キー |
シートを移動 | Alt+上下キー | ⌘+Shift+Fn+上下キー |
コメントの挿入 | Ctrl+Alt+M | ⌘+Option+M |
数式の絶対参照・相対参照 | F4 | Fn+F4 |
ショートカットキーの確認 | Ctrl+/ | ⌘+/ |
1枚のシートで情報がまとめられないようなケースでは、シートタブを増やすことで、1シートあたりの情報量を減らして作業性や可読性を向上できます。
一方、多数のシートをひとつのスプレッドシートファイルで運用しようとすると、シートタブが多すぎて目的のシートにたどり着けなくなってしまうこともあります。
こうしたときにシート移動のショートカットキーを把握しておくと、シートの中身を確認しながら遷移していくことができ、とても便利です。
また、ショートカットキーが分からなくなったときには、『Ctrl+/』で確認することもできます。
ショートカットキーを忘れてしまったときや、よく使う操作に対してショートカットキーがないか気になったときは、使ってみるといいでしょう。
ショートカットを使いこなせば作業効率アップ!
ショートカットキーを使いこなせるようになると、これまでマウス操作で行っていたものをキーボード入力で処理できるようになるため、作業効率が大幅に向上します。
ただし、便利な分だけ使い方に注意も必要です。
Googleスプレッドシートは、オンラインで動かしている場合、最新情報を保存ます。
そのため、一度誤操作をしたシートは『Ctrl+Z』(もしくは「元に戻す」ボタン)でしか復元できません。
複数人で同時に編集作業を行うようなシートの場合は、「元に戻す」を実行するのはリスクを伴います。
もし、ショートカットキーの使い方に自信がないのであれば、一度自分で適当なスプレッドシートを作成し、そこでキー入力の練習を行っておくといいでしょう。