スマホ決済アプリおすすめ5選を比較 キャッシュレスでポイント還元を受けよう!

最終更新:2020年02月04日 公開:2020年01月31日
この記事はこんな人におすすめ!
・QR(バーコード)決済について知りたい人
・キャッシュレスを取り入れたいが、どれが自分に合っているかわからない人
・買い物のポイント還元をより多く受けたい人

 

昨今、キャッシュレスポイント還元事業が行われ、決済手段が多様化しています。

でも、
「QR(バーコード)決済って最近よく聞くけど、どれがいいのかわからないし、自分は使えるのかな?」と思っている方は、意外と多いようです。

今回の記事では、前回の記事:本当にわかってる?もう1度考えてみよう!ライフプランニングとお金の話でも紹介したQR(バーコード)決済について、主要なアプリの機能を比較し、どんな方におすすめなのかを、より詳しく説明します。

QR(バーコード)決済アプリの特徴をしっかりと捉え、上手にキャッシュレスを活用していきましょう!

QR(バーコード)決済アプリ比較一覧表

以下の表に、主要5社のQR(バーコード)決済アプリにおける
「還元率」
「支払方法」
「ポイント還元時期」
を一覧にしてみましたので、参考にしてください。

還元率※1 支払方法 ポイント還元時期※9
PayPay 0.5%~1.5%※2 PayPay残高
クレジットカード
決済の30日後
(有効期限なし)
楽天Pay なし※3 楽天キャッシュ
楽天ポイント
クレジットカード※6
キャンペーンにより異なる
LINE Pay 0.5%~2%※4 LINE Pay残高
クレジットカード※7
即時~数日
d払い 0.5%~2.5%※5 ドコモ口座残高
クレジットカード
電話料金合算支払い※8
基本的に即時
(有効期限は48か月)

キャンペーンにより異なる
メルペイ なし メルペイ残高
ポイント
メルペイスマート払い
即時~翌日

※1短期のキャンペーンやポイント還元事業による2%・5%の還元を除いた還元率

※2PayPay残高またはYahoo!JAPANカードによる支払時、還元率最大

※3常設の0.5%還元は停止中であるが、高還元率のキャンペーンあり

※410万円以上/月利用している「マイカラープログラム」グリーンの方で還元率最大

※5dポイントカードを提示+d払い+dカードで支払い時に還元率最大

※6クレジットカードは楽天カード、Visa、MasterCardのみ利用可能

※7クレジットカードの利用はネットショッピング利用時のみ可能

※8電話料金合算支払いはドコモユーザーのみ可能

※9ポイント還元事業での還元ポイントは除く。各社独自のポイント還元時期

それぞれのアプリについてもっと詳しく!

PayPay | 常時高還元率でスマホ決済がはじめての方・Yahoo!JAPANカードユーザーにおすすめ!

ポイント
・PayPay残高で支払う場合、いつでも高還元率で使用できる。
・携帯料金とまとめて支払いできる。
・Yahoo!Japanカード以外のクレジットカードは紐づけしてもポイント還元を受けられない。
・使用できるネットショップはYahoo!ショッピングやYahoo!トラベルなどYahoo!のサービスのみ。

PayPay残高のチャージ方法
・銀行口座
・ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い
・ヤフオク・PayPayフリマの売上金
・現金(セブン銀行ATMから)
・ヤフーカード(ほかのクレジットカードではチャージできない。)

 

Yahoo!JAPANカードを頻繁に利用する方であれば、常時高還元かつキャンペーンも頻繁に行っていて、さらに利用できる店舗も多いPayPayがおすすめです。

 

PayPayは、ソフトバンクとヤフーが共同で始めたスマホ決済アプリです 。CMで多く放送されているため知名度が高く、利用している方も多いのではないでしょうか?

PayPayはチャージしたPayPay残高からの支払いで常に1.5%の高還元が受けられるため、チャージでの支払いを考えている方におすすめです。

チャージせず、紐づけたクレジットカードで支払いをしたい方でも、Yahoo!JAPANカードであれば1.5%のポイント還元を受けられます。

また、Yahoo!JAPANカードの利用でTポイントも貯めることができるので、Yahoo!JAPANカードユーザーには、特におすすめのアプリです。

しかし、Yahoo!JAPANカード以外のクレジットカードを紐づけている方は、決済を行っても、ポイント還元が受けられないので、注意が必要です!

PayPayは請求書支払いにも対応しており、公共料金や税金の支払いでポイントを貯めたい方にもおすすめです。自分の住んでいる市町村がPayPayでの支払いに対応しているか確認してみてくださいね。

キャンペーン
「2019年12月1日~2020年3月31日 まちかどペイペイ第2弾」と題して、キャッシュレスポイント還元事業の対象店舗で利用すると、1/20の確率で最大1000円相当が返ってくるキャンペーンが行われています。

キャンペーン情報:https://paypay.ne.jp/event/

楽天Pay | ポイントがよりたくさん貯まる、楽天カードユーザーにピッタリ!

ポイント
・楽天カード以外でもポイント還元の対象となる。
・銀行口座は楽天銀行のみ紐づけが可能。
・楽天カード以外はVisa・MasterCardのみ紐づけが可能。

楽天キャッシュのチャージ方法
・楽天カード
・楽天銀行
・ラクマの売上金

楽天Payは、楽天株式会社が提供するQR(バーコード)決済アプリです。楽天銀行、ラクマ、楽天市場などの楽天のサービスをよく利用している方におすすめです。

特に楽天カードを楽天ペイに紐づけて決済を行うと、通常の楽天ペイ利用による還元ポイントに加えて、楽天カード利用時の楽天ポイントも貰えます!利用できるショッピングサイトも多く、ネットショッピングをよく利用する方には、特におすすめです。

ただ、「楽天銀行の口座がない」、「楽天カードを持っていない」の両方に該当する方は、楽天キャッシュをチャージすることができません。

クレジットカードでの支払いを考えている方でも、楽天カード、Visa、MasterCard以外のクレジットカードは紐づけできないことに注意が必要です!

キャンペーン
「2020年1月1日~2020年3月2日」【第2弾】楽天ペイアプリでの支払いで、最大5%還元キャンペーンを行っています。エントリーすると、キャッシュレスポイント還元事業対象外の店舗でも、楽天から5%の高還元が受けられます!

とても魅力的なキャンペーンですが、「利用者がエントリーを行わなければならないこと」、「もらえる特典ポイントの有効期限が2020年4月30日までであること」、「特典ポイントの進呈は1人当たり2,000ポイントが上限であること」に注意が必要です。

キャンペーン情報:https://pay.rakuten.co.jp/campaign/

LINE Pay | LINEアプリですぐ始められて手軽。スマホ決済がはじめての方におすすめ!

ポイント
・請求書支払いにも対応。
・クレジットカードからのチャージができない。

LINE Pay残高のチャージ方法
・銀行口座
・現金(セブン銀行ATM・ファミポート・LINE Payカード利用可能店舗のレジ・QR/バーコードチャージ利用可能店舗のレジ)

 

LINE Payは、コミュニケーションアプリ「LINE」が提供するスマホ決済サービスです。LINEを利用している方であれば、アプリ内から利用できます。手軽に QR(バーコード)決済を始められるので、この機会にLINE Payを導入してみてはいかがでしょうか?

実店舗での支払方法がLINE Pay残高のみであることや、現金でチャージできる場所が多いことから、クレジットカードを持っていない方でも使いやすいです。

月の利用金額で還元率が変わる、「マイカラー」制度の「グリーン(1か月10万円以上利用)」は最高2%の高還元率となりますが、これはなかなか難しいかもしれませんね。

PayPayと同様、請求書支払いにも対応しており、公共料金、税金、ショッピング代金の支払いでポイントを貯めたい方におすすめです。ご利用の際は、事前にLINE Payでの支払いに対応しているかを確認してみてください。

キャンペーン
2020年1月現在では、一部の企業とのコラボキャンペーンを行っています。

過去には、対象店舗においてLINE Payでのコード支払いを行うと、支払金額の18%がプレゼントされるといった高還元キャンペーンも行われていました。こまめにチェックして、お得な情報を見逃さないようにしましょう!

キャンペーン情報:http://pay-blog.line.me/archives/cat_216190.html

d払い | 携帯料金合算支払いも可能なので、普段からドコモのサービスを使う方におすすめ!

ポイント
・ドコモユーザー以外も利用可能。
・紐づけられるクレジットカードが幅広い。
・携帯料金とまとめて支払いできる。
・dポイントで支払った分はポイント還元の対象外。

ドコモ口座残高のチャージ方法
・銀行口座
・現金(セブン銀行ATM・コンビニのレジ)
・クレジットカード

 

d払いは、大手キャリアであるNTTドコモが提供している決済サービスです。

他のキャリアが提供している決済サービスと同様に、電話料金合算支払いが可能です。ドコモユーザーにとっては、支払いをまとめることで支出の管理が簡単になる、というメリットがありますね。

dアカウントを持っていれば、ドコモユーザー以外も利用可能です。紐づけるクレジットカードをdカードにすると、より効率よくdポイントを貯めることもできます。

また、他のQR(バーコード)決済に比べて利用できるショッピングサイトが多いです。楽天Payと同様によくネットショッピングを利用する方におすすめです。特にAmazonをよりお得に利用できるキャンペーンも開催されています。

キャンペーン
「2020年1月7日~2020年3月31日」の期間、ランチタイム(11:00~14:00)の時間帯に支払った金額のうち、10%が還元されるキャンペーンが行われています。

これは、支払方法がdカードの方が対象のキャンペーンです。対象店舗には全国チェーンの飲食店が多くあるため、参加しやすいのではないでしょうか?エントリーの上、dカードを紐づけたd払いでの支払いが必要です。エントリーを忘れないようにしましょう!

キャンペーン情報:https://dpoint.jp/acc.html

メルペイ | メルカリユーザー向け、後払いの機能もあり!

ポイント
・メルペイスマート払いで今月の利用分を翌月末にまとめて支払いできる
・メルカリの売上金で購入したポイントで支払いができる
・クレジットカードからのチャージや支払いができない
・常設のポイント還元がない

メルペイ残高へのチャージ方法
・銀行口座

メルペイは、フリマアプリ「メルカリ」が提供している決済サービスです。メルカリの売上金で購入したポイントを1P=1円で支払いに使えるため、メルカリで取引を行っている方におすすめです。また、QR(バーコード)決済に対応していない店舗であっても、iD支払いができる店舗であれば、メルペイをiDに連携させることで決済に使用できます。

メルペイの大きな特徴として、メルペイスマート払いがあります。

これは、「1か月間のメルペイでの支払い分を翌月末にまとめて支払うことができる」、後払いシステムです。メルペイ残高で支払いをすれば、月に何度使っても後払いの手数料は無料です。自分で限度額を設定することができるため、使い過ぎも抑えられます。

しかし、常設のポイント還元がないことや、チャージ方法が銀行口座のみであることから、「ポイント還元を目的としてとりあえずインストールしてみる」といった使い方はおすすめできません。

キャンペーン
2019年11月6日から終了日未定で、「すすメルペイキャンペーン」と題してメルペイに招待した方、された方が双方1000円分のポイントがもらえるキャンペーンを行っています。

キャンペーン情報:https://jp-news.mercari.com/

まとめ

それぞれの特徴について、大まかに理解できましたでしょうか?普段使っているクレジットカードや銀行、よく買い物をするお店に合わせて自分に合ったアプリを利用することで、効率よくポイントを貯めることができます。

各アプリのキャンペーンの情報は頻繁に更新され、エントリーを行わないと還元の対象とならないことも多いので、利用している決済アプリからのお知らせはよく読むように心がけましょう!

また、アプリで支払履歴が確認できること、家計簿アプリとの連携で入力の手間が省けることから、家計の管理もより簡単になります。

ただし、家計簿アプリとの連携の際は、情報漏洩リスクがあります。通信が暗号化されているかを確認して選びましょう。
「認証システムが複数あり簡単にログインできないようになっているか」
「不正にログインされたときに通知が素早く届くシステムであるか」
なども、金融系のアプリを選ぶ際に重要なポイントです。情報漏洩を防ぐためには、「パスワードを生年月日などの分かりやすいものにしない」など、利用者側の留意も大切です。

これらのことを理解した上で、上手にキャッシュレスを取り入れてみてくださいね!

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