【Microsoft Bookings】5分でできる!予約ページの作成方法
美容院や飲食店など、インターネット上で予約を行うことができる店が増えています。
わざわざ電話をかけなくても、手軽に予約ができることは、利用者にとってメリットです。
だれでも簡単に予約ページが作成できるMicrosoft Bookingsを紹介します。
インターネットからの予約に対応して、他の事業者との差別化を図りましょう。
この記事の目次
Microsoft Bookingsとは
Microsoft Bookingsは、小規模なビジネス向けに予約受付と予約管理を提供するサービスです。
Bookingsは、Webサービスですが、スマホ用のアプリも提供されています。そのため、インターネットがつながる環境であれば、どこでも予約を管理することができます。
Bookingsは、Microsoft 365の下記プランに含まれており、加入済であれば、今すぐに使い始めることができます。
- Microsoft 365 Business Standard
- Microsoft 365 Business Premium
- Microsoft 365 E3
- Microsoft 365 E5
Bookingsを使うことでこのようなシンプルで機能的な予約ページを作ることが可能です。
サンプルページはこちら
Microsoft Bookingsの機能と使い方
ホーム
Microsoft Bookingは、以下のURLからアクセスすることができます。
https://outlook.office.com/bookings/
URLからも明らかなように、BookingsはOutlook on the webの拡張機能という位置づけです。そのため、後述するように、Outlookとの連携が可能です。
最初に起動した際は、会社名称や業種など必要事項の入力が求められます。セットアップが完了すると、下図のようなホーム画面が表示されます。
ホーム画面では、過去30日間の予約件数や見込まれる売り上げを一目で確認できます。
また、それらをTSV形式(CSVのタブ区切りバージョン)で書き出せます。
予約表
予約をカレンダー上で確認できるページです。
予約は、Outlookの予定表とも連携されているため、Outlookでも同様に確認できます。
下図の通り、「新規予約」をクリックすることで、手動で予約を追加できます。
これは、ネット予約と、従来の電話予約を共存させる場合に便利ですね。
また、手動で休暇を設定できます。本来、休暇は後述する方法で自動に設定されます。
しかし、不定休の場合や、臨時休業を設けたい場合は、この機能を使います。
予約ページ
予約画面の設定をすることができます。
初めて使う場合は、「公開して保存」をクリックすることで、ページとURLが自動で生成されます。
ページの公開設定、URLの確認、Facebookとの連携、配色の変更などができます。
他にも、細かい設定として、予約画面でスタッフを選択可能にする設定やリマリンドメールを送信する設定などを選択できます。
顧客
過去に予約した顧客の情報を確認できます。
ここでは、顧客の情報を編集したり、個別のメモを残せます。
さらに、CSV形式の連絡先をインポートも可能です。
これは、今まで別の方法で顧客を管理していた方には便利な機能です。
スタッフ
スタッフの一覧を確認する画面です。下図の通り、スタッフを追加できます。
Bookingsでは、利用者がスタッフを選んで予約できます。そのため、美容院など指名を必要とする業種には必須の機能です。
さらに、スタッフ毎の出勤時間や休暇を設定し、予約ページに反映できます。
サービス
サービスの内容の編集と、追加ができます。
サービスは、時間、値段やリマインドメールの内容などを設定できます。
ビジネスの情報
会社の情報と、営業時間を設定するページです。
ここで設定した営業時間が、自動で予約ページに反映されます。
他にも、会社のロゴを設定できます。
Microsoft Bookingsの活用方
Bookingsは、Microsoftが公式で発表している通り、小規模な店舗や個人事業主の方に最適なサービスであるといえます。
複雑な設定が不要で、すぐにでも使いこなせるユーザビリティの高さが、その理由です。普段からOutlookなどMicrosoftのサービスを使っている方であれば、違和感なく使うことができます。
ネット予約には対応させたいけれども、専用のシステムに投資するのは勿体ないと感じる方は是非試してください。
大規模な会社では、社内会議室や社用車などの予約に使ってみてはいかがでしょうか。
Bookingsの予約表は、Outlookと同期されます。そのため、個人の予定表を見れば、いつ会議室や社用車が使えるのかが一目瞭然となります。
まとめ
この記事では、Microsoft Bookingsの紹介と、予約ページの作り方を解説しました。
Bookingsを使うことで、簡単に自分の事業をネット予約に対応させることができます。
意外と知られていないBookingsですが、Microsoftのサブスクリプションに加入しているのであれば、ぜひ試してみましょう。