Wordで表を作る基本操作と便利なカスタマイズ方法を細かく解説

最終更新:2025年08月19日 公開:2025年08月27日

表作成といえばExcelと考える方が多いかと思いますが、簡単な表であればWordでも十分に作成することができます。
この記事では、Wordでの表作成の基本とレイアウトなどの調整法を紹介します。

Word表作成の基本

表の挿入

挿入タブの表をクリックすると下図のような▢の並んだ選択画面が表示されます。

表の欄が6×7マス以内であれば、この▢の上にカーソルを合わせ、必要な分の行数・列数のところでクリックすれば簡単に表を挿入することができます。なお、理由は分かりませんが、Wordの行と列は縦が行、横が列と一般的な行と列と逆なので注意しましょう。

また、行数・列数が多い表は「表の挿入」から挿入することができます。

「表の挿入」をクリックすると、下図のようなウィンドウが表示されます。

必要な行数・列数を指定して、「OK」をクリックすれば表が挿入されます。

また、表のデザインを考えるのが苦手、考える時間がない、というときは、最初からデザインが整えられた表を挿入できる「クイック表作成」もあります。色々なデザインの表が用意されているので、お好みのものを選んでください。

基本の編集

セルへの文字入力は普通の文書作成と同じように行えます。文字の装飾やサイズ調整、文字列の配置などの編集も同様に可能です。

また、行や列を後から追加することもできます。2つほど方法はありますが、より簡単で使い勝手のいいやり方を紹介します。

カーソルを表左端、もしくは上端の罫線と罫線の交差部に合わせると、下図のような+マークが表示されます。この+マークをクリックするとその部分に行や列が追加されます。

セルの色を変更したいときは、色を変えたい範囲を選択して、塗りつぶしマーク→好みの色をクリックで変更可能です。

表やセルの幅や高さも簡単に変更できます。セルとセルの間や角にカーソルを合わせると、矢印ではなく特殊なカーソルになって表の形に変化を加えられるので、ドラッグして好みの大きさに変更しましょう。

カスタマイズ

表のスタイル

表を作成し、カーソルを合わせているとき、「テーブルデザイン」「テーブルレイアウト」というタブが表示されます。ここから表のデザインを調整すると簡単で見やすいデザインにすることができます。

特によく使うのは下の赤枠の「スタイル」です。

下図のように様々なスタイルが選べるので表の見出し部や場面に合わせて適切なものを選択しましょう。

罫線

また、セルに斜線を入れたい場合は、罫線を利用します。

斜線を入れたいセルを選択して、罫線のドロップダウンリストを開きます。このときドロップダウンリストではなくマス目アイコンをクリックしてしまうと、その時アイコンになっている罫線を消したりつけ足したりされてしまうので注意が必要です(アイコンが使いたい罫線であれば問題なし)。

ドロップダウンリストを開くと、下の方に「斜め罫線」という選択肢が2つあります。右上がりか右下がり、好みの方をクリックすれば罫線が書き込まれます。文字の上にも書き込めるので、取り消し線としても活用できます。

表の分割・結合

表やセルを分割したり結合することもできます。

表を分割したいときは「テーブルレイアウト」の「表の分割」を使います。分割線にしたい罫線の下のセルをクリックして選択したら、「表の分割」もクリックしましょう。すると表が切り離されます。戻したいときは表と表の間の行をdeleteで削除すれば表が連結されます。

セルを分割したいときは「セルの分割」を使います。分割したいセルをクリックして選択したら、「セルの分割」もクリックしましょう。するとそのセルだけが分割されます。

セルを結合したいときは「セルの結合」を使います。結合したいセルをドラッグで全て選択し、「セルの結合」をクリックしましょう。セルが結合され一つにまとまります。なお、下図のように結合すると改行されることもありますが、Backspace等で編集できますので問題ありません。

まとめ

この記事の要点は以下の通りです。

  • Wordでも簡単な表は作成できる
  • 挿入タブから表を作成する
  • 文字や色、幅を自由に編集できる

Wordの表作成機能を使って、手早く資料作成を進めましょう。

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