GoogleカレンダーとOutlookを完全同期!スケジュールミスをゼロにする設定ガイド

Outlookの予定表とGoogleカレンダーを両方使っている方は少なくないでしょう。しかし、別々に管理していると「予定を二重に入れてしまった」「どちらかに入力し忘れて予定がかぶった」といったミスにつながりがちです。
そこで便利なのが、OutlookとGoogleカレンダーの同期です。この記事では、Outlook予定表とGoogleカレンダーの同期の手順を丁寧に解説します。
Outlook予定表とGoogleカレンダーの同期設定
同期の方法はブラウザ版もアプリ版も同様です。
まず、GoogleカレンダーのURLを取得します。
Googleカレンダーを開き、マイカレンダーから共有したいカレンダーの右側の3点メニューをクリックします。すると下図のようなメニューが表示されるので、「設定と共有」をクリックします。
そうすると、マイカレンダーの設定画面が表示されます。その中から「カレンダーの統合」を選択してクリックします。
カレンダーの統合の欄に移動すると、下の方に「iCal形式の非公開URL」というものがあります。これをコピーして取得しましょう。
次にOutlook予定表に、取得したURLを入力します。
Outlook予定表の画面左側に「予定表を追加」という文言があるので、それをクリックしましょう。
すると下図のようなウィンドウが表示されます。ウィンドウ左側の「Webから定期受信」をクリックしましょう。
Webから定期受信を開くと、URLを貼る枠が一番上にあるので、そこに先ほど取得したURLを貼り付けます。
また、タイトル、色、チャーム、追加するリストを設定できるので、それらも設定します。タイトルは適当なものを入力しましょう。それ以外は特にこだわりが無ければそのままいじらなくても大丈夫です。
設定が済んだら「インポート」をクリックしましょう。これで同期が完了です。
注意点
Outlook予定表からGoogleカレンダーには書き込めない
GoogleカレンダーからOutlook予定表に書き込むことはできますが、Outlook予定表からGoogleカレンダーに書き込むことはできません。
この2つのアプリの同時利用においてOutlook予定表の役割は、複数のGoogleカレンダーを同時に閲覧したり、一つの予定表に集約したりするなど「見る」ことがメインになっています。
同期には時間がかかる
Outlook予定表とGoogleカレンダーの同期は24~48時間かかり、反映されるのがかなり遅いです。
どうしてもすぐに同期させたい場合は、Googleカレンダーを予定表にもう一度追加すると即座に同期が完了します。
まとめ
この記事の要点は以下の通りです。
- GoogleカレンダーのURLをOutlook予定表に共有することで同期ができる
- Outlook予定表からGoogleカレンダーには書き込めない
- 同期には時間がかかる
Outlook予定表とGoogleカレンダーを連携させて、スケジューリングのミスを減らしましょう。